部活とクラブチーム【サッカー進路の決め方】違いやメリットデメリット

2019年9月2日

サッカーのみちしるべ

サッカーのみちしるべ⚽

A級ライセンス取得見込み

プロサッカーコーチ9年目

個人サッカークラブ運営

悩める女性

・部活とクラブチームの違いは?

・どうやって選べばいいの?

・失敗例を聞いてみたい...

 

今回は上記の悩みを解決していきます。

 

中学サッカーを部活かクラブチームにするのか、けっこう悩んでいるご家庭があるのではないでしょうか?

 

実際に僕自身もかなり悩みました。

 

最終的に僕は部活を選択して本当に正解したと思っています。

 

しかしそれは当時の自分だからこそ部活を選択してよかったと思います。

 

ひとりひとり「どっちがいいのか」に違いがあります。

 

そこで今回は「部活とクラブチームの違い、選び方、実際にあった失敗例」

 

この3つを解説していきたいと思います。

 

読んだ後には「子どもには何が合っているのか」が明確になり良いサッカー進路を決定することができますよ!

 

それではどうぞ

 

目次

部活とクラブチーム【違い】

 

 

まずは部活とクラブチームの違いを解説していきます。

 

ここではメリット、デメリットも同時に説明していきますので熟読ください!

 

以下が「部活とクラブチームの違い」です。

 

  • 活動時間
  • 指導者
  • 金銭面
  • 進路

 

上記4つの違いがあります。

 

それぞれ深堀していきます。

 

部活とクラブチームの違い【活動時間】

 

 

まずは活動時間に違いがあります。

 

活動時間と言ってもいろいろな活動時間があります。

 

  1. 練習開始と終了時間
  2. 練習と試合の頻度
  3. 引退時期

 

上記3つを説明します。

 

部活とクラブチームは練習開始と終了時間が違う

 

クラブチーム(18:00頃~21:00頃の間2時間くらい)

部活(学校終了後~18:00頃まで)

 

こんな違いがあります。

 

クラブチームなら夜に活動を行い、部活は夕方に活動を行うということです。

 

つまり中学生における規則正しい生活習慣にするためには部活の方がいいということです。

 

クラブチームは帰る時間が遅くなる

 

夜の21:00くらいに終了し帰宅が22:00前になるということがある場合があります。

 

ご飯を食べて、お風呂に入ると寝るのが24:00を超えることもしばしばあるかも...

 

これはクラブチームのデメリットのひとつですね。

 

部活は1日の練習時間が短いかも

 

完全下校やら、学校の委員会などで1日の練習時間が45分しかない部活もあるようです。

 

実際これは学校ごとに違いがあるので要チェックですね。

 

さすがに1日45分は短すぎて、上達しにくいです。

 

これは部活のデメリットです。

 

部活とクラブチームは練習と試合の頻度が違う

 

クラブチーム(週4回~5回→適正)

部活(週4回~5回だが試合がないこともしばしば→足りないかも)

 

クラブチームは適正回数を確保し、試合も確保されていることが多いです。

 

しかし部活ではそれが確保されているかは正直怪しい感じです。

 

つまりサッカー上達のための環境という点ではクラブチームの方がいいです。

 

クラブチームは適正な頻度

 

サッカーが上達するひとつの考え方として(試合→練習→試合)のサイクルがあります。

 

つまり試合で出た課題を練習で修正し、また試合で試していくみたいな感じです。

 

クラブチームではそれらが基本的に整理されています。

 

部活は少ないことが多い

 

部活では2週間試合がないところも普通にあるようです。

 

それではなかなか上達しにくいです...

 

部活のデメリットのひとつですね。

 

部活とクラブチームは引退時期が違う

 

クラブチーム(基本的に引退はない)

部活(中学3年生の夏に引退)

 

クラブチームでは基本的に引退という概念は無いのでずっとサッカーに打ち込めます。

 

しかし部活は夏の大会後には引退するという流れがあります。

 

これはかなり大きな違いです。

 

クラブチームは引退はない

 

つまり高校でもサッカーをする場合ブランクがなくなるということです。

 

受験勉強などで勉強に打ち込む期間があると思います。

 

しかし土日の1時間だけでもサッカーすることでリフレッシュにもなります。

 

これはクラブチームの大きなメリットです。

 

部活は夏に引退

 

中学サッカー部は中学3年生時の夏季大会が終わると一時引退するという流れがあります。

 

つまり高校でサッカーをする場合大きなブランクになるということです。

 

これは実際に僕も経験しましたが、本当にこの半年間は大きなブランクになります。

 

部活のデメリットのひとつですね。

 

メモ

最近では夏以降も活動をするところもあるようです。

ただかなり少ないようですが...

 

部活とクラブチームの違い【指導者】

 

これはかなり大きな違いがあることです。

 

以下の違いがあります。

 

  1. 指導者の数
  2. 指導者の質
  3. 異動の可能性

 

それぞれ説明していきます。

 

部活とクラブチームは指導者の数が違う

 

クラブチーム(多い)

部活(少ない)

 

クラブチームは中学生だけでなく小学生のカテゴリーがある場合もあります。

 

そのため指導者の数は圧倒的にクラブチームが多いです。

 

いろいろな指導者から学びたかったらクラブチームに行くべきですね

 

クラブチームは指導者が多い

 

各学年2人ずつ担当がいる、アシスタントコーチがいるとかでやっぱり多いです。

 

小学生や高校生、社会人のカテゴリーなんかがあるとさらに多くなります。

 

それだけいろいろな指導者の触れることができる可能性があるということです。

 

メモ

チームによって違いがあるので要チェックです!

 

部活は少ない

 

基本的にサッカー部に2人~3人が妥当なところです。

 

もちろんその方が良い指導者なら十分かもしれませんが、やっぱり少ないですね。

 

いろんな指導者からいろんな刺激があった方が成長しやすいです。

 

その点でいうとデメリットになりますね。

 

部活とクラブチームは指導者の質が違う

 

クラブチーム(高い)

部活(低い)

 

これはかなり大きな違いの一つです。

 

クラブチームではサッカーを専門的に指導している集団なので指導の質も高いことが多いです。

 

逆に部活ではサッカー未経験の方が顧問になったりすることがあります。

 

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クラブチームは質が高い

 

やっぱりプロとしてやっているので質は高いです。

 

細かく説明するとキリがないので今回は説明しませんが。

 

これはクラブチームの最大のメリットです。

 

部活は質が低い

 

後程説明しますが、異動とかもあったりするとサッカー未経験の顧問の先生とか普通にあります。

 

僕はサッカーのこと詳しくないからランニングだけしといてください。

 

とだけ選手に伝えて何もしない先生とか本当にいます。

 

これはかなりデメリットと言えます。

 

部活とクラブチームは異動の可能性が違う

 

クラブチーム(普通)

部活(まぁまぁある)

 

部活もクラブチームも実際これはあります。

 

頻度としてクラブチームの方が少ないくらいで、実際あります。

 

クラブチームでも異動はある

 

よくクラブチームは異動が無い。3年間同じコーチに観てもらえると言われていますが実際そうではありません。

 

他のチームに移籍したり、辞めたりなんかもちろんあります。

 

しかしクラブチームでは次のコーチがサッカー未経験ということはないです。

 

可能性はあるが、指導の質が保証されているのがメリットですね。

 

部活は異動がある

 

地域によりますが、何年かに1回は基本的に異動があります。

 

一番困るのが次に来る顧問がサッカー未経験という可能性があるということです。

 

これは部活のデメリットですね

 

部活とクラブチームの違い(金銭面)

 

ここは実際現実的に考えると切りたくても切れないところです。

 

よく違いを理解してください。

 

  • 月謝
  • 交通費
  • 遠征費用

 

金銭面ではこの3つに分けて解説します。

 

部活とクラブチームは月謝が違う

 

クラブチーム(高い)

部活(安いまたは無料)

 

ここにははっきりとわかる大きな違いがあります。

 

クラブチームは高い

 

クラブチームによりますが1ヵ月10,000円前後が妥当なところではないでしょうか。

 

安いところでも1ヵ月5,000円とかですかね。

 

とはいえ、貯金したり生活費を抑えることで金銭面はなんとかなりますね。

 

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メモ

クラブに問い合わせしてみたり、実際に行っているご家庭に聞くなどして情報を集めてみてください。

 

部活は安い

 

よくあるのは1年間で運営費用として2,000円だけ集めますとか。

 

もちろん無料のところも多々あります。

 

そのため部活を選ぶ際はここは特に気にしなくていいのでメリットですね。

 

部活とクラブチームは交通費が違う

 

クラブチーム(頻繁にかかる)

部活(そこまでかからない)

 

実際電車の料金に違いがあるわけではありません。

 

電車やバスで移動する回数の話です。

 

クラブチームは多い

 

練習の量で説明したように、量が適正のため必ず交通費もそれに応じて加算されていきます。

 

しかしこれは活動の回数、質を確保するためには致し方が無いことです...

 

とはいえ、デメリットではありますね。

 

部活はそこまで多くない

 

練習試合で対外試合に行く回数がそこまで多くないと思うので、比較的安いと思います。

 

しかしこれはメリットと捉えていいのかどうか...

 

どうせならしっかりと質と量は確保したいものですね。

 

メモ

もちろんしっかりと活動されているクラブの場合はクラブチームと同じくらいかかる学校もありますよ!

 

部活とクラブチームは遠征費用が違う

 

クラブチーム(多い)

部活(少ない)

 

これにも割と違いあります。

 

クラブチームは遠征費用もかかる

 

夏休みなどの長期休暇になるともちろん宿泊を伴う遠征を行います。

 

それも夏休みだけで2回とか行くチームや海外に行くチームも最近ではあります。

 

そのためけっこうかかります。

 

チームにもよりますが、1回あたり20,000円~60,000円くらいはするでしょう。

 

部活は少ない

 

そもそも部活で宿泊を伴う遠征はあまり多く聞かないです。

 

日帰りで少し遠くまで行く程度なら聞きますが...

 

つまりここも部活の場合はあまり気にしなくていいところですね。

 

これもメリットです!とは言い難いところですが...

 

部活とクラブチームの違い【進路】

 

ここにも大きな違いがあるのではないかと思います。

 

中学だけでサッカーが終わるわけではないのでよく考えましょう。

 

ここで言えることは『クラブチームの場合はサッカーのコネが多い』ということです。

 

クラブチームはコネがある

 

指導者の質が高いことや人数が多いということから、高校に繋がるコネを持っていることがメリットです。

 

つまりサッカー推薦で高校に入学できる確率が高いということになります。

 

もちろんそれだけでなく、いろんな高校や海外にも選択肢がある場合があります。

 

部活はコネが薄い

 

無いとは言えないですが、限りなく無いに近いと思います。

 

これはデメリットの一つです。

 

部活とクラブチームのメリットデメリット【まとめ】

 

一度それぞれのメリットデメリットをまとめます。

 

クラブチームのメリット

  • 活動回数が適正
  • 引退が無い
  • 指導者の質が確保されている
  • 指導者の人数が多い
  • 異動による指導者の質の低下が無い
  • サッカー面における進路サポートが充実

 

クラブチームのデメリット

  • 月謝が高い
  • なにかとお金がかかる

 

部活のメリット

  • 規則正しい生活リズムになる
  • お金がかからない
  • 何かとお金がかからない

 

部活のデメリット

  • 活動時間、回数が短いし足りないことがある
  • 引退がある
  • 指導者の人数が少ない
  • 指導者の質が低い
  • 異動による指導者の質の低下がある
  • サッカー面における進路サポートがない

 

つまり以下にまとめられます。

 

・サッカーを楽しみたい、うまくなりたいならクラブチーム

・適度にサッカーやりたいだけでお金の心配があるなら部活

 

僕はこのように説明しています。

 

実際自分が部活で本当によかったと感じている最大の理由は『顧問の先生が最高だった』からです。

 

クラブチームでずっと指導されていた方で会議などがあっても必ず部活に来ます。

 

つまり部活でいながらクラブチームのような感じでサッカーをできていたということです。

 

部活とクラブチームの違い【サッカーのうまさの違いではない】

 

よく相談されることなのではっきりと答えておきます。

 

部活とクラブチームを選ぶ際に大事なのは『うまさ』ではありません。

 

『どれだけサッカーに対する熱量があるか』1番の判断基準です。

 

何もすべてのクラブチームが全国大会を目指しているわけではありません。

 

それぞれの子どもに合う指導をしているチームもたくさんあります。

 

クラブチーム=うまい人しか入れないというのは間違いです。

 

メモ

もちろん顧問の先生がしっかりしている学校ならそれでもいいと思います!

 

部活とクラブチーム【実際にあった失敗例とその解決策】

 

続いて部活とクラブチームをどちらかを選んで実際に失敗したと言われた方の例を挙げていきます。

 

ご家庭で照らし合わせて読んでみてください。

 

  • やりたい気持ちはあったけどお金がかかるから部活にした
  • クラブチームで試合に全く出れなかった
  • 親の意見でクラブチームに行った

 

この2つは本当に多いので紹介します。

 

お金がかかるから部活に

 

クラブチームの方が親も子どももいいなと思っていたけど、現実問題を突き付けられたパターン

 

こうなると『やっぱりクラブチームの方がよかった』と思いながら卒業することになります。

 

つまり後悔する子が多いということです。

 

こうなるくらなら日頃から生活費を抑える工夫をするべきです。

 

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クラブチームでは全く試合に出れなかった

 

これはクラブチームか部活かということでなく、どこのクラブチームに行くのかという選択肢を間違っている気がします。

 

自分のレベルと照らし合わせて、最適なチームを見つけることが大事です。

 

やっぱりサッカーは試合に出ることが1番効果的な練習です。

 

小学生や中学生がサッカー試合に出れないことについて

 

親の意見でクラブチームに行った

 

残念ながらこれも本当に多いです...

 

親の期待値や熱量が子供を上回りすぎて、子どもには過負荷になっているパターンです。

 

結局辞めていく子が多いです。

 

進路決定の際は『子どもの意思』が1番重要です。

 

部活かクラブチームか【まとめ】

 

これでそれぞれの違いとそれぞれのメリットデメリット、決める基準、失敗例を理解できたと思います。

 

どっちが良くてどっちが悪いという話ではありません。

 

子どもの意思で子どもに合った場所でサッカーすることが1番重要です。

 

サッカーに自立が必要な理由【子どもが自立する方法とは?】

 

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