怒ると叱るの違い【うまく叱る方法とは?】

2020年4月14日

サッカーのみちしるべ

・プロサッカーコーチ9年目

・サッカースクール経営

・分析コーチ

悩める男性

・怒ると叱るの違いは?

・子どもにどうやって伝えればいいのか...

・部下に自分の思いがなかなか伝わらない…

 

今日はこんな悩みを解決していきます。

 

本記事の内容

・怒ると叱るの違い

・どちらがいいのか

・うまく叱る方法

 

こんな方に読んでほしい

・保育士

・教師

・ママやパパ

・サッカーコーチ

・上司

 

上司、教師、保育士、ママ、パパなど誰かに教える立場の方はついつい怒ってしまうことがあります。

 

しかし正しく伝えないと逆に悪影響を及ぼしてしまうのです。

 

僕はプロサッカーコーチとして子どもと9年ほど関わっていますが、失敗したな...と思うことが多々ありました...

 

しかし怒ると叱る違いを理解したことで、関わってきた子供がグンと成長した気がしています(目に見えない部分なのであくまで実感)

 

そのため今回はそんな僕の経験談も交えながら「怒ると叱る」について解説していきたいと思います。

 

この記事を読むと叱ると怒るの違いが理解できて、今後の伝え方に違いが生まれますよ!

 

それでは早速解説していきます。

 

動画でも解説しているので読むのが面倒な方はどうぞ

 

怒ると叱るの違い

 

まずはこの2つの明確な違いを説明します。

 

一言で言うと、「相手の成長を考えて伝えているかどうか」です。

 

言葉では簡単ですが大きな違いがあります。

 

以下それらを説明します。

 

怒る

 

怒るというのは「自分の感情を爆発させること」です。

 

つまり相手のことではなく、自分のことを考えてする行為なのです。

 

例えば小さい子供がごはん中にお茶をこぼしてしまって「何度言ったらわかるの!こぼさないで!」と言ってしまう感じがこれに当たります。

 

こぼしたお茶の処理が面倒、せっかくの椅子が汚れてしまったなど「自分のこと」が頭にあります。

 

ここには相手の成長なんて少しも入っていません。

 

叱る

 

一方で叱るというには「相手の成長を考えて伝えてあげること」なのです。

 

つまり自分のことではなく、相手のことを考えて伝えている点に大きな違いがあります。

 

例えば同じようにお茶をこぼしてしまったときでも「どうやったらこぼさずにすむ?なんでこぼしてしまったんだろう?」など次同じことを繰り返さないように伝えることです。

 

ここには自分の感情ではなく、相手がより良い成長を遂げてくれるにはという気持ちが入っています。

 

言葉でいうのは簡単ですが「相手の気持ちを考えること」は非常に大事なことなのです。

 

僕が思う良いサッカーコーチは全員子供にうまく叱ることができます。

 

良いサッカーコーチの見極め方【5つの条件】

 

怒ると叱るどっちがいいの?

 

わかると思いますが、叱る方がいいです。

 

相手の成長を考えていない一言と考えている一言どちらが相手にとって良いのかというともちろん後者ですよね。

 

ついつい感情をぶつけたくなってしまうことは僕もありますが、グッとブレーキをかけるようにしています。

 

ここで簡単にサッカーコーチである僕の経験談をお伝えします。

 

本気で叱ったら子どもの行動が変わった話

 

正直僕はあまり怒ることも叱ることもしないような「楽しい雰囲気」を持ったコーチだと思っています(他からどう見られているかは知りませんが(笑))

 

でも僕の担当の学年の子たちがある遠征でとてもひどい試合をしていました。

 

キャプテン、副キャプテンが自分ができることもしない、様々なアドバイスを送っているのにそれを聞こうともしない。

 

さらにはそんなチームの目標が都道府県チャンピオンになることです。

 

僕はハーフタイムに初めて彼らにこう叱りました。

 

こんな試合するならもう帰ろう。相手に悪いから俺が土下座して謝ってくる。

キャプテンと副キャプテンは何のためにいる?チームの模範となる姿を見せるためじゃないのか。

他の選手もキャプテンに頼りすぎてはいないか?サッカーは一人じゃできない。11人でやる。

もっと言うとリザーブメンバーと俺たちコーチ含めて全員で試合をする。

それなのにベンチからのアドバイスも聞かない、聞こうともしない。

もう戦えるやつだけ試合に出ろ。メンバーはお前たちで決めろ。

 

少し汚い言葉ですが、こんな感じのことを伝えるとみるみる子どもの姿が変わりました。

 

結局また怒ることになるから叱る方がいい

 

結局怒ることを繰り返していると、なぜ?どういう風にすればいいのか?ということが相手は理解できないので、また怒ることになります。

 

怒るとその繰り返しです。

 

だから叱ることが1番相手にとっても自分にとってもいいのです。

 

怒るなら何もしない方がいい

 

怒ってしまいそうなときはぐっとこらえて僕はこのように考えています。

 

怒ると相手は不愉快になるし、子どもなら委縮してしまうし、良いことがないです。

 

だから怒るなら何もしない方がいいのかなと思っています。

 

うまく叱る方法

 

続いてうまく叱る方法を説明します。

 

相手のことを考えると言ってもなかなか難しいかもなので以下のことを参考にしてください。

 

僕はこれらのことを考えています。

 

叱るポイント

  1. 対象のことを考える
  2. 人前で叱るのか、2人になって叱るのか
  3. 要点を絞って叱る
  4. 最後にフォローする

 

それぞれ説明していきます。

 

叱るポイント①対象のことを考える

 

怒る対象が個人の場合はその人のことをしっかりと考えてください。

 

僕はこれらのことを考えています。

 

  • 年齢
  • 性格
  • 今までの行動

 

年齢

 

対象の人が1年生なのか、中学生なのかで大きく叱り方が変わります。

 

例えば1年生なら周りのことをあまり気にしていないのでみんなの前で何か起きた瞬間に叱った方がいい

 

でも中学生になると特に思春期なので、みんなの前で叱ってしまうとプライドの傷がついてしまうということになります。

 

これは社会人になったときの部下にも同じようなことが言えると思います。

 

性格

 

明るいタイプなのか、暗いタイプなのか、その人の性格も考えてあげてください。

 

例えば明るいタイプなら物おじしないタイプかもしれないので少しキツメに叱るとかですね

 

今までの行動

 

今までに同じようなことをたくさんしてきた結果叱るのか、その場の出来事を叱るのかでも違いがあります。

 

その場の出来事を叱るのなら初めてのことなので、ゆるめに叱るとかですね。

 

もちろんこれも対象の年齢によって大きく違います。

 

叱るポイント②みんなの前か2人か

 

上記でも説明したようにみんなの前で叱った方が効果的なのか、2人になったときに叱った方がいいのか違いがあります。

 

例えば子どもの場合でいうと、みんなの前できつめに叱ることでそれを聞いていた他の子どもにも聞こえるというメリットがあります。

 

対象の年齢や、グループによってこのようなことを考えてあげる必要がありますね。

 

叱るポイント③要点を絞って叱る

 

ついついえ叱る時って、今までのこと(過去のこと)も例に出して叱ってしまうんです(今でもこれはある...)

 

でも相手にとっては1度にたくさんのことを言われても、何をどうすればいいのか理解できません。

 

だから1番変わってほしいところに要点を絞って叱ってあげるべきなのです。

 

叱るポイント④最後にフォローする

 

これは特に中学生以上に叱る時にかなり大事なことです。

 

それはなぜこんなことを伝えるのか、それは「君の成長のため」ということを理解してもらえた方が、次の行動に変化がでるからです。

 

例えば僕は中学生に対して叱った後に「なぜこんなことを伝えるのかというと、それはお前に期待しているから、お前ならできると思っているから、お前が成長してもっとチームを助けてほしいから」と伝えます。

 

最後にこう言われるとなんだかやる気がでないですか?

 

自分は期待されている、自分のために言ってくれている。

 

そう思ってもらえたら大きな変化がありますよね。

 

怒ると叱るの違い(まとめ)

 

最後にまとめとして復習します。

 

この2つの違いは「相手の成長を考えているかどうか」

 

違い

怒る(自分の感情をぶつけている)

叱る(相手の成長のために伝えている)

 

上記の理解がかなり大事

 

そのうえでうまく叱るには以下がポイント

 

叱るポイント

  1. 対象のことを考える
  2. 人前で叱るのか、2人になって叱るのか
  3. 要点を絞って叱る
  4. 最後にフォローする

 

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