
・子どもにサッカーノートの書き方を教えてあげたい
・子どもが低学年だから簡単に書ける方法がいい...
動画でも解説しています。
今回はこんな疑問を解決していきたいと思います!
正直サッカーノートって練習や試合ごとに書いたりするのでけっこう面倒ですよね...
しかも子どもってなかなか続けられないし...
この記事では「低学年でも簡単に書ける続けられるサッカーノートの書き方」「面倒くさがりでも書けるサッカーノートの書き方」を説明していきたいと思います!
これは実際に僕が小学校から高校まで実践していた書き方です!
さらに今自分のチームにいる子供もこの書き方をしています!そして書いている子どもは確実にうまくなっています!
つまり「より簡単に」「確実に上達できる」サッカーノートの書き方ということです!
それではどうぞ
ちなみにこの記事を書いている僕の簡単なプロフィールはこちら
記事の信頼性
目次
低学年でもわかるサッカーノートの書き方【書く理由】
そもそもなぜサッカーノートを書くのか理解しておいた方がいいです。
それは単純で「昨日よりうまくなるために」サッカーノートを書きます。
コーチの言っていたことをメモするなどありますが、そんな難しいことばかり書いていたら続きません。
現役時代にその日の練習メニューを事細かく書いたり、試合のフォーメーションとかを書いていましたが正直意味なかったと思います(笑)
というのも子どもって驚くくらい見返さない(過去に興味ない)んです。
でも過去の自分よりうまくならないといけないので「昨日の自分よりうまくなろう!」くらいなら低学年でもできるかなと思います。
サッカーが上手くなる方法【プロサッカーコーチが完全解説】にて具体的な上手くなる方法を解説しています。
メモ
毎回の練習やコーチの言っていることを全て書くことに苦を感じないなら書いた方がいいですよ!書いたものって頭のどこかに残りますから!
あくまで続けることが苦手、低学年という対象に限ってです!
サッカーノートを書くことを強制させないで
書いた方がサッカーがうまくなる確率は上がりますが、強制することはよくないです。
何事もそうですが、受動的にやることより能動的にやる方が身につきます。
だから保護者の場合は「サッカーノート書いてみる?うまくなるらしいよ?」くらいでいいでしょう。
いつか子供が「書いてみる!」と言うときがくると思います。
このような親の子どもへの関わり方は「 サッカーがうまい子どもの親の共通点3つ 」で詳しく説明しています。
低学年でもわかるサッカーノートの書き方【簡単確実に上達】
- 良かったこと
- 悪かったこと
- 明日に向けて
この3つを書くだけで確実に上達します。
これは実際に僕が体験したものですし、今いるチームの子どもでも実証済みです。
難しい練習メニューやルールとか、色ペンとかそんなの無くて大丈夫です。
この3つだけなら低学年でも書けそうですよね!
続けることが苦手な高校生くらいでもこの3つだけなら続けることが可能だと思います!
サッカーノートの書き方のコツ
コツは以下の3つです。
- できるだけ具体的に
- 低学年なら親と一緒に書いてもOK
- 数字を使う
簡単に説明します。
書き方のコツ①できるだけ具体的に
できるだけ具体的に書くことを意識しましょう!
例えば「昨日よりパスミスが減った」「ドリブルの時周りを観ていなかった」など
具体的であればあるほど、次の日の目標が明確になり「昨日の自分よりうまくなる」可能性が上がります!
「ドリブルに失敗した」と「周りを観ていなかったからドリブルに失敗した」では全然違うのがわかると思います。
書き方のコツ②低学年の場合は?
低学年ならそんなに具体的に書けない!という場合は、親と一緒に書いていいと思います。
「今日の悪かったところは?なんでドリブルを失敗しちゃったんだろう?」
このように聞いてみてあげると低学年でもその日のことをより具体的に言葉にできます。
そして慣れてきたら一人で書かしてみる。それでOKです!
書き方のコツ③数字を使う
特に「明日に向けて」では数字を意識して使いましょう。
というのも数字を使うことでより具体的に、わかりやすくプレーできるからです。
例えば「明日はもっとシュートを打つ」と「明日はシュート5本以上」ではどちらがよりシュートを打つ意識が高まるでしょうか?
後者だと思います。
本田圭佑選手もオランダのVVVフェンロ時代に1試合に5本以上必ずシュートを打つということを目標にしていたそうです!
より数字や回数を意識することで具体的になっていくということがわかると思います。
メモ
1試合1点を取るという結果の目標でもいいですが、なかなか結果って難しいですよね...
その場合は「ボールを受ける前に3回周りを観る」「ドリブル突破を3回以上挑戦する」とかでもいいと思います。
そうするとグッと簡単になりますね!
サッカーノートのダメな書き方

- 抽象的すぎる表現
- 色ペンや定規を使ってレイアウトにこだわる
大きくこの2通りあると思っています。
これは僕が経験済みなので確かです(笑)
意気込んで色ペンとかレイアウトにこだわって書いたのはいいものの三日坊主で終わる...という感じでした。
指導しているチームでもだいたいこのようなサッカーノートの書き方をしている子は継続できていません。
ダメな書き方①抽象的すぎる表現
抽象的な表現になると「何を改善したらいいか」がわかりにくいです。
がんばると言っても、何を頑張るのかが明確でないと次の練習で改善することができないですよね。
サッカーノートの書き方のコツで紹介したように、低学年なら親と一緒の書くのがいいですね!
ダメな書き方②デザインにこだわる

こういう場合はデザインに力を入れすぎて肝心の自分のプレーに関して書く内容が全然という人が多いです。
サッカーノートは自分の成長のために書くので、自分がわかれば汚くてもなんでもいいんです。
もちろん振り返る時に見やすいかもしれませんが、正直ノートを振り返ることって全然ないです...
あっても1回くらいなので、その1回のためにデザインに力を入れるくらいなら自分のプレーを振り返ることに力を入れた方がいいです。
メモ
もちろんデザインにこだわりながら継続して書き続けられる子はその方がいいですね!
見ていて気持ちいいサッカーノートの方がいいですから!
サッカーノートはスマホにメモじゃダメなの?
書かないよりかは良いかもしれませんが、僕はおすすめしません。
なぜかというと、考えて文字を書くことってすごく頭の中に残りやすいと思っています。
学校のテストでも単に教科書を見るだけより書いた方が頭に残りやすくないですか?
それと一緒です。
もちろんスマホの場合でもタップするわけですから、頭に残らないわけではありません。
実際便利なアプリもあるのでもし自分がその方が続けやすいと思うならそれでもいいと思います。
でも僕の肌感覚として書いた方がいいと思うのでしっかりとサッカーノートを準備することをおススメします。
おすすめサッカーノート
正直、普通のキャンパスノートで十分です。
というのもサッカーノートには、良かったこと、悪かったこと、明日に向けて、この3点でいいので特別なサッカーノートは必要ないと思います。
しかも中学生や高校生の場合はお小遣いも限られていると思うので、できるだけお金をかけないためにも100円くらいで売っている普通のノートで十分です。
ただサッカーノート書きたいと思っている人の中には形から入るタイプの人や、どうせならわかりやすく書けるノートにしたい。
そう思っている人向けに1冊だけ紹介します。
ヒュンメル サッカーノート
これは上記にある良かったこと、悪かったこと、明日に向けてという項目があり、すごくシンプルなサッカーノートになっています。
実際に子供の中にこのサッカーノートを使用している子もたくさんいます。
特に小学生なんかだと、項目が初めから記載されている方が書きやすかったりします。
また子供へのちょっとしたプレゼントとして、普通のノートではなくこのノートをあげることで少しはサッカーノートを書く気が起きるかもしれません。
低学年でも書けるサッカーノートの書き方【まとめ】
- 良かったこと
- 悪かったこと
- 明日に向けて
この3つを書くだけでかなりサッカーが上達する可能性が高いです。
低学年でも自分一人で書ける子もいると思います。
逆にサッカーノートが続かない子の例は以下
- 抽象的すぎる表現
- デザインやレイアウトのこだわる
サッカーノートはやらないより、やった方が絶対にいいです。
ノートって100円とかであるし、この紹介したヒュンメルのサッカーノートも500円くらいです。
あとはやるかやらないかだけです。費用対効果はばっちりだと思います。
また私はパーソナル分析コーチとしても活動しているので、興味のある方は一度下記をご覧ください。
お子様に対してのお悩み解決やプレー改善のお手伝いをします。
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