サッカーの全ポジションの役割はこの1記事で理解できる「まとめ」

2020年5月3日

サッカーのみちしるべ

・プロサッカーコーチ

・サッカースクール経営

・分析コーチ

悩める女性

・サッカーのポジションについて知りたい

・どんなポジションがあるの?

 

今回はこういった疑問を解決していきます。

 

本記事の内容

・サッカーのポジションとは

・サッカーのポジションの名前

・各ポジションの解説

・各ポジションの役割について

 

サッカーの試合を観ていると、トップ下とかボランチとか普段聞きなれない言葉を聞くことがあるのではないでしょうか?

 

しかもサイドハーフってテレビでは言っているのに、子どものチームではウィングって呼ばれているとか。

 

サッカーはかなり複雑なスポーツなので、呼び名とかもけっこうややこしいですよねm(__)m

 

そのためこの記事でそれらの疑問をすべて解決します!

 

この記事を読むとサッカーのポジションのすべてが理解できて、よりサッカー観戦を楽しめます。

 

もし何かわからないことがあればこのブログに戻ってきてもらえれば、必ず解決できますよ。

 

それでは解説していきます。

 

また各ポジション動画でも解説しています。

 

自分のペースで観たい方はブログで、聞き流したい方は動画でご覧ください。

 

目次

サッカーにおけるポジションとは

 

名前と役割を知る前に、そもそもサッカーのポジションって何か?を理解してからの方がより深い理解になると思います。

 

すぐに読み終わると思うのでここから読んでいただくことをおすすめします。

 

早速結論を説明するとサッカーのポジションとは以下のものです。

 

  • 責任を所在を明確にするもの
  • やるべきことを明確にするもの

 

簡単に説明します。

 

責任の所在を明確にするもの

 

もしサッカーのポジションを全く決められずに試合に臨むと、どんなことが起こりそうでしょうか?

 

小学生年代でよくあるのが「全員攻めてしまって守る人がいない状態」です。

 

それでは相手に勝つことは難しいですね。

 

そのためポジションを決めることでひとりひとりが「どこに責任があるのか」を明確にするのです。

 

ポジションを決めることでやるべきことを明確にする

 

上記と似ていますが、自分のやるべきことが明確な方が何でも取り組みやすくないでしょうか?

 

例えば、仕事で事務作業もして営業もして商品開発もして...

 

これだったらなかなか集中して取り組むことは難しいですね。

 

そのためある程度ポジションには役割があるので、ひとりひとりがやるべきことを明確にするのです。

 

そして以下からはそのポジションにはどんな種類があってどんな名前で呼ばれているのか、また役割について解説していきます。

 

サッカーのポジションは大きく7つある

 

まず上記の写真をご覧ください。

 

サッカーのポジションは大きくこんな感じで分かれています。

 

サッカーのポジション

  1. GK(ゴールキーパー)
  2. CB(センターバック)
  3. SB,WB(サイドバック、ウィングバック)
  4. DMF,VO(ボランチ、守備的ミッドフィルダー)
  5. OMF,CMF(トップ下、1,5列目)
  6. WG,SMF(ウィング,サイドハーフ)
  7. FW,CF(フォワード,センターフォワード)

 

英語省略されることもあるので、英語表記も紹介しておきました。

 

また日本語読みで複数の呼ばれ方がありますが、基本的に大きな大差はないことを最初にご理解ください。

 

4-2-3-1や4-4-2、4-3-3などシステム(フォーメーション)を聞いたことがあるかと思いますが、そのシステムによって多少呼ばれ方が変わるのです...

 

正直ややこしいm(__)m

 

それではそれぞれのポジションについて解説していきます。

 

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サッカーのポジション【ゴールキーパー】

 

これはおそらく簡単にわかるのではないでしょうか?

 

ゴールキーパーとは自分たちのゴールを守る最後の砦のことを言います。

 

11人いる選手たちの中では常に最後方に位置している選手です。

 

日本代表の川島永嗣選手の活躍もあり、少しづつ人気が出てきているポジションではありますが、正直まだまだ日本はレベルが低いポジションですね。

 

それではこのゴールキーパーはどんな役割があるのでしょうか?

 

ゴールキーパーの役割

 

ゴールキーパーの役割は以下

 

ゴールキーパーの攻撃における役割

・DFラインと共にボールを循環させる

・どこが空いているかコーチングを行う

・常に守備になった時のことを考える

・カウンターを防ぐ

 

ゴールキーパーの守備における役割

・ゴールを死守する

・DFにコーチングを行いシュートを打たさない

・マークの確認を行う

・カウンターを狙っておく

 

以上がゴールキーパーの攻撃と守備における役割です。

 

近年ゴールキーパーは攻撃でも役割が増えている

 

ゴールキーパーはもちろんゴールを守ることが大きな役割です。

 

しかし近年サッカーの進化により攻撃における役割も多岐に渡ります。

 

マンチェスターシティのエデルソンは毎シーズンアシストを記録するくらいです。

 

メモ

ゴールキーパーの役割を画像付きでもっと詳しく説明した記事を作成中です。

もうしばらくお待ちくださいm(__)m

 

サッカーのポジション【センターバック】

 

センターバックはGKのすぐ前に位置している、中央で守備を主にする選手になります。

 

吉田麻也選手や富安健洋選手の活躍もあり、少しずつセンターバックの知名度も上がってきていますね。

 

チームによってはセンターバックに1番うまい選手を持ってくると言うくらい重要なポジションになります。

 

こちらの記事で代表な選手や様々なセンターバックのタイプといった詳しいことを紹介しています。

 

センターバックの役割

 

センターバックの役割は以下になります。

 

センターバックの守備における役割

・FWに背後を取られない

・DFラインとGKのカバー

・クロスの対応

・ラインを整える

・こぼれ球

 

センターバックの攻撃における役割

・攻撃の始まりの準備をする

・前線の良い位置の選手から優先的に配給する

・ボールを循環させる

・ドリブルで前進する

・ロングボールの際はラインアップ

・リスク管理

 

以上がセンターバックの攻撃と守備における役割です。

 

こちらではもっと詳しく役割について解説しています。

 

サッカーのポジション「センターバック11の役割を画像付きで解説」

続きを見る

 

センターバックも守備だけをしていてはいけない

 

ゴールキーパーと同様にセンターバックも守備だけをする時代はとっくに終わりました。

 

攻撃の始まりの選手として、チームの攻撃に大きく貢献する必要があります。

 

そのためボールを扱うテクニックもかなり要求されるポジションなのです。

 

動画でも解説しています。

 

 

メモ

センターバックの役割を画像付きでもっと詳しく説明した記事を作成中です。

もうしばらくお待ちくださいm(__)m

 

サッカーのポジション【サイドバック】

 

サイドバックとはセンターバックの横にいる、サイドを主に守備をする選手のことを言います。

 

サイドバックは相手の守備の的にされることがあることから、テクニックが求めれます。

 

もちろん攻撃と守備において走り続けないといけないので、体力やスピードも求められるようなポジションです。

 

サイドバックの役割

 

サイドバックの役割は以下になります。

 

サイドバックの守備における役割

・ボールサイドでは相手WGに背後を取られない

・ゴールに近い選手を優先して守備をする

・クロスを上げさせない

・ゴールカバーに入る

・DFラインを揃える

・こぼれ球を拾う

 

サイドバックの攻撃における役割

・前進を積極的に試みる

・スペースがないならボールを動かす

・チームの横幅を確保する

・3人目でボールをもらえるようにする

・状況をみてWGを追い越していく

・クロスをあげる

・リスク管理をする

 

以上がサイドバックの攻撃と守備における役割です。

 

これらを画像付きで解説したものが以下になりますので、より詳しく知りたい方はこちらをどうぞ

 

サッカーのポジション「サイドバック13の役割を画像付きで解説」

続きを見る

 

サイドバックはかなり難しい

 

サイドバックって子どもたちの中で余りものみたいなポジションなんです...

 

しかしかなり難易度が高く、すごく難しいポジションになります。

 

最近では長友佑都選手の活躍により昔より知名度が上がりましたが、もっと上がってほしいですね...

 

動画でもサイドバックの役割について解説しているのでどうぞ

 

 

サッカーのポジション【ボランチ】

 

ボランチはセンターバックのすぐ前の選手で、攻守両面において幅広い役割をこなす選手になります。

 

よくチームのかじ取り役、支配者と呼ばれることもありますね。

 

チームがどんなサッカーをするのか?といったカギを握ってる選手になります。

 

ボランチの役割

 

ボランチの役割は以下になります。

 

ボランチの守備における役割

・プレスバック

・ボールを奪う、ゴールを守るを使い分ける

・自分の背後にいる選手のパスラインを消す

・CBのカバー

・クロスの対応

・相手の攻撃を遅らせる

 

ボランチの攻撃における役割

・DFラインからボールを受ける

・DFと攻撃的な選手を繋ぐ

・自分のポジションから出る

・ゴール前に飛び出す

・リスク管理をする

 

以上がボランチの攻撃と守備における役割です。

 

これらを画像付きで解説したものが以下になりますので、より詳しく知りたい方はこちらをどうぞ

 

サッカーのポジション「ボランチの11の役割を画像付きで解説」

続きを見る

 

ボランチはチームの運命を握る

 

チームの中心に位置していることから、どんな守備をするのか、またどんな攻撃にするのかといったチームの方向性を握っています。

 

日本代表は長谷部誠選手や柴崎岳選手の活躍もあり、かなり知名度は高いですね。

 

動画でもボランチの役割について解説しているのでどうぞ

 

 

サッカーのポジション【トップ下】

 

トップ下はその名の通りトップ(フォワード)の後ろにいる選手になります。

 

点を取ることがフォワードの役割だとすると、そのフォワードにアシストをすることが主なイメージですね。

 

元日本代表の香川真司選手の活躍のおかけで、かなり知名度は高いと思います。

 

子どもの中でもめちゃくちゃ人気のポジションですね、

 

トップ下の役割

 

トップ下の役割は以下になります。

 

トップ下の守備における役割

・フォワードと共に守備の始まりを行う

・中央にパスを入れさせない

・攻撃方向を限定する

・プレスバックを行う

・カウンターの準備をする

 

トップ下の攻撃における役割

・相手にとって危険なエリアでボールを受ける

・攻撃の始まりに加わる

・スペースを作る

・こぼれ球に反応する

・DFとの駆け引きを制して得点する

・ボールを奪われたら素早く切り替える

 

以上がトップ下の攻撃と守備における役割です。

 

こちらの記事で役割については詳しく解説しています。

 

サッカーのポジション「トップ下11の役割を画像付きで解説」

続きを見る

 

トップ下のプレーでチャンスを作れるかが決まる

 

トップ下の選手の出来、不出来でチームがどれくらいチャンスを作れるのかが決まると言っても過言ではありません。

 

もちろん得点をすることも非常に重要です。

 

チャンスを作るといったことでいうと「どこでボールを受けるのか?」が非常に重要です。

 

その解説をした動画がこちらにありますので参考にどうぞ

 

 

サッカーのポジション【サイドハーフ】

 

ウィング(サイドハーフ)はサイドバックの前方にいる、サイドで攻撃を主にする選手のことを言います。

 

サイドの守備っぽい人=サイドバック

 

サイドの攻撃っぽい人=ウィング(サイドハーフ)

 

という認識でOKです。

 

ネイマールやメッシ、ロナウドなど世界的なプレーヤーが務めているポジションですね。

 

ウィング(サイドハーフ)の役割

 

ウィング(サイドハーフ)の役割は以下になります。

 

ウィングの守備における役割

・中央に入れられないようにする

・サイドチェンジを警戒する

・中央の選手のカバーリング

・ボールホルダーへのプレッシングはできるだけパスラインを切りながら行う

・SBと協力してサイドの守備を行う

・カウンターの際は全速力で走る

 

ウィングの攻撃における役割

・幅を取る

・ボーホルダーの状況によって縦位置を調整する

・クロスをあげる

・ペナルティエリア内でフィニッシュに加わる

・逆サイドにボールがある際も準備をしておく

・CFへのこぼれ球

・攻守の切り替えを早く

 

この記事で役割については詳しく解説しています。

 

サッカーのポジション「サイドハーフ13の役割を画像付きで解説」

続きを見る

 

ウィング(サイドハーフ)は多様性が求められる

 

ウィング(サイドハーフ)はチャンスを作ることはもちろん、得点をすること、またサイドで守備を行うことが求められます。

 

ネイマールやメッシ、ロナウドはチームから守備の役割を少し免除されているといったこともあるので、それは基本的には真似をしてはいけないことです。

 

その解説をした動画がこちらにありますので参考にどうぞ

 

 

サッカーのポジション【フォワード】

 

フォワードはチームの最前線にいる選手になります。

 

つまり得点を取ることを1番に期待された選手になりますね。

 

しかし得点を取ることが大事とはいえ、様々なタイプのフォワードがいます。

 

フォワードの役割

 

フォワードの役割は以下になります。

 

フォワード守備における役割

・中央へのパスラインを消す

・相手の攻撃方向を限定する

・相手CBにドリブルで前進されない

・ボランチに入ったらプレスバック

・ボールを失ったら素早く切り替える

・カウンターの準備をする

 

ウィングの攻撃における役割

・チームの高さを確保する

・CBの背後を取る

・状況に応じてボールに近寄る

・スペースを空ける

・こぼれ球に反応する

・DFとの駆け引きを制して得点する

 

フォワードの攻撃と守備における役割です。

 

これらを画像付きで解説したものが以下になりますので、より詳しく知りたい方はこちらをどうぞ

 

サッカーのポジション「フォワード11の役割を画像付きで解説」

続きを見る

 

フォワードは守備の始まりとしても機能しないといけない

 

得点を取ることはもちろん大事です。

 

しかしチームの最前線にいる選手として、最初に守備をする選手でもあります。

 

そのため守備においても大きく貢献しなくてはいけません。

 

その解説をした動画がこちらにありますので参考にどうぞ

 

 

サッカーのポジション【まとめ】

 

最後にもう一度まとめていきます。

 

サッカーのポジション

  1. GK(ゴールキーパー)
  2. CB(センターバック)
  3. SB,WB(サイドバック、ウィングバック)
  4. DMF,VO(ボランチ、守備的ミッドフィルダー)
  5. OMF,CMF(トップ下、1,5列目)
  6. WG,SMF(ウィング,サイドハーフ)
  7. FW,CF(フォワード,センターフォワード)

 

上記がサッカーの主なポジションになります。

 

この記事でサッカーのポジションについてより詳しく理解していただけたのではないでしょうか?

 

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