サッカーコーチのための練習メニュー案【中学生向け】

2019年8月17日

こんにちは!kanouseiblogです!

今日は小学生向けのトレーニング案を記事にしたいと思います!

なぜかというと、普段自チームなどで同じコーチがトレーニングを行っているとやっぱり似たような感じのトレーニングが多くなってしまいます。

そうすると子供はトレーニング中に考える要素が少なくなったり、刺激が少なくなってしまいます。良いトレーニングだとしても選手がそれに慣れてしまって考えることがなくなってしまうとそれは良いトレーニングではなくなってしまいます。

そのために一つのトレーニング案として見てもらえたら嬉しいです!実際に自分が作っているように作ってみますので参考にしていただければと思います!

6月に自チームの公式戦があったのでその時のものを例に出していきます!

目次

トレーニングを構成する要素

【継続的な向上点】

個人技術(一般性):パス、コントロール

個人技術(特殊性):寄って流す

【最近出た課題】

個人技術:1vs1の体の使い方

【次の試合に向けてのこと】

相手の情報

1学年上の相手 リーグで2位(自分たちは6位)

高強度運動(スプリント)~中強度(スプリントとジョグの間)は相手が上

身体的な大きさも相手が上

1-4-4-2 フラット

F3でボール保持時はポゼッションによるビルドアップを狙うが、VOへのパスコースが無くなるとすぐにダイレクトプレーに切り替わる ダイレクトプレーの出どころはCBではなくSB

GKのパンとキックの飛距離があり、キャッチしたらFWもしくは相手DFラインの背後に蹴ることが多い さらにピッチも縦が短いのでここは要注意

その他は個人の技術に頼るものが多い

特にLWG RCFに身体能力の高い選手がいる

守備時は各ラインのバランスは悪い

さらに隣り合う選手のカバーができていないので、個々の守備能力に頼っている

【ゲームプラン】

身体的な能力では劣っているが、個人技術、組織的な攻守という面ではこちらが上

できるだけ相手にボールを握らせないようにすることで、試合の主導権を握る

ただ相手の前線の選手の身体能力が高いのでこちらのCBで数的優位を作って常にチャレンジ&カバーの状態を作っておく

相手CBは簡単にロングボールを蹴るタイプではなく、VOもしくはSBに預ける傾向があるので相手SBでボールの取りどころを設定 そのときにできるだけダイレクトプレーに移られないように、的確な読みと判断ができる選手にそのタスクを負わせる

攻撃では相手のラインバランスの悪さと、カバーの意識の低さを狙うため、中央で常に数的優位を作れるようにする

以上のことを考慮すると1-5-3-2のシステムになる

【強度】

ゲームまであと2日なので、強度は高く

【活動量】

疲労を残したくないので中くらいの活動量

【テーマ】

チーム:F3でのチャンスメイク~フィニッシュ

個人:2人組の関係 3人目 それぞれを狭いスペースの中でテンポよく行う(数的優位を生かした中央突破のイメージ)

【W-UP】

動作改善リフティング

Key

姿勢よく 回数よりもやり方を意識して

股関節の内旋と外旋

眼球運動

20分

【トレーニング1】

2vs2+2サーバー 20×15 4ゴール ゴールとゴールの間にサーバー

Key

・サポートのアクション

①近寄る②離れる③回る 各アクションを相手の状況を観察して素早く判断

・3人目

自分のアクションに対して自分のマーカーがどのように動くのかで判断を変えることも必要

1,5分×5セット(一人当たり) 間にレスト45秒

【トレーニング2】

4-2(守備)

3-2(攻撃)

サーバー3(自チームCBイメージ)

サイドサーバー2(自チームWBイメージ)

Key

・中央突破

2人組のサポートと3人目を駆使してテンポよく

・サイド攻撃

中央が無理な場合のみ使う

クロスのアクションの際にニアポスト、ファーゾーン、ペナスポ、こぼれ球と最低4人がゴール前に入る

3分×4セット(一人当たり)

【ゲーム】

頭を使う要素が多かったのでできるだけ楽しくゲーム

その中でサポートのアクション3人目は頻繁に行うように

ざっと説明するとこんな感じです!

写真というかイメージ画像みたいなのが無いとちょっとわかりにくいですね(笑)

次回はそういうのも考えてみます!

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