サッカーのみちしるべ
日本サッカー協会公認B級ライセンス保持(A級取得見込み)
プロサッカーコーチ9年目
小学生年代と中学生年代を中心に年間600コマ以上指導
Jリーグのコーチとか高校、中学を指導してる方とかに、一度でいいからキッズ(幼児)を指導してほしい
キッズは楽しくないとなにもやってくれない
いかにメニューや言葉使いで好奇心をくすぐるのかサッカーの1番大事ところが詰まってるのがキッズだと思う
僕はキッズやってからかなり成長した
— サッカーのみちしるべ@A級ライセンス取得見込み (@kanouseiblog) December 9, 2019
先日こんなツイートが割と反響がありました。
僕はサッカーコーチとして成長、勉強したいなら絶対にキッズを観るべきだと思っています。
それらを深堀していきます。
この記事では「サッカーコーチとして何を勉強したほうがいいのか」ということが理解できる記事になっています。
タイトルでもあるように「キッズを観るべき」なのです。
僕は9年間週1回は必ずキッズを観るようにしています。
キッズを観るべき理由なども詳しく説明していきますので、「サッカーコーチとして勉強したい成長したい方」は絶対に見てください。
それではどうぞ!
目次
サッカーコーチとして勉強したいならキッズを観るべき
タイトルにもあるようにキッズを観るとかなり成長できます。
これは僕が実際に体験済みです。
キッズを観るようになってから爆発的に自分が成長していきました。
以下キッズを観て成長した点
・楽しい練習メニューを作成できるようになった
・選手の気持ちが上向きになるような声掛けができるようになった
・練習の流れ、雰囲気を良くできるようになった
・下手な子を上達させることがコーチの役割だと再認識
こんな感じです。
これらを深堀していきたいと思います。
コーチの勉強①キッズ(幼児)は楽しいことしかやらない
キッズは楽しいことにはすごく興味を持って取り組んでくれます。
一方で楽しくないと本当に全然何もしてくれません。
例えば普通のコーンドリブルなどは声掛けとか好奇心などをくすぐれない限りはほぼやらないです。
つまりキッズがより楽しんでくれる練習メニューを作成する必要があるということです。
何でもそうですが「楽しく練習」した方が習得度合いが上がります。
サッカーコーチとして「楽しい練習」にするにはキッズを観るのが1番良い方法です。
こちらも参考にどうぞ
小学生は「楽しくない練習」でもやる
小学生や中学生にもなると「楽しくない練習」でも子どもはある程度コーチの言うことを聞きます。
「大人の言うことをしっかり聞きましょう」と学校の先生に言われることが多くなったり
「小学生くらいから真面目に頑張ってほしい」という親が増えるからです。
その環境でしか指導をする機会が無いといつしか「楽しい練習」を忘れてしまうことがあります。
もちろん小学生や中学生年代と否定しているわけではありません。
しかしより子ども目線で「楽しい練習」を考えるにはキッズがいいということです。
コーチの勉強②キッズは気分が悪いとやらない
キッズは気分屋のため気持ちが下がると何もしなくなります。
そのため常に「子どもの気持ち」を考えて声掛けをする必要があります。
例えば「コーチに怒られたから...」そういってその場に座り込むこともあります。
もちろん気持ちが乗らない時でも自分で乗り越えていく強さを身に着けることも大事です。
が、しかしコーチがそもそも子どもの気持ちをある程度コントロールする必要もあります。
つまりキッズを観ると「子どもの気持ちを向上させる声掛け、気遣い」などが学べます。
子どもだから気分が乗らないことなんてある
親に言われた習い事だから来ている子どもも中にはいると思います。
サッカーが大好きな子どもでも「今日あまり気分が乗らないな」そんなときもあります。
そういう部分を理解しつつ「目に見えない子どもの様子を見ること」「そのうえでどうすれば気持ちを上向きにできるのか」ということを工夫しなければいけません。
コーチの勉強③キッズは練習の流れが切れるとやめる
キッズは練習の流れが切れると興味が他のものに移ってしまいます。
そのため練習の流れをできるだけ切らないことが大事です。
例えばすごく盛り上がった練習をした後に、次の練習のオーガナイズを作成するのに手間取ってしまってもすぐに遊具で遊んだりします。
もちろん対象年齢が上がるにつれ複雑なメニューが必要になることもあります。
しかしやっぱり子どものワクワク感が練習時間内でずっと感じてもらえることがベストです。
キッズを観ると「子どもがずっとわくわくする」ようなコーチになれます。
子どもの好奇心
子ども、特に幼児の好奇心は猫のようにころころ変わります。
サッカーがめちゃくちゃ楽しい!そう思っていても5秒後にはお砂遊び...
そんなこと頻繁に起こります。
最近ではオンラインゲームやスマホなどが発達してきて、サッカー以外の誘惑がかなり大きくなってきました。
そんな中でもサッカーコーチの仕事次第で、サッカーに好奇心が向くのか、ゲームに向くのかが決まると思います。
子どもの好奇心をずっとくすぐれるようなサッカーコーチになりましょう!
コーチの勉強④キッズはそもそもサッカーが下手
初めてサッカーをやる子もいるので、キッズはそもそもサッカーが下手です。
小学生や中学生を観ていると、「なんでこいつこんなこともできないんだよ」そう思うことがあると思います。
でもそういう子どもを上達させるのがサッカーコーチの役割ではないでしょうか?
キッズを観るとなると前提として「サッカーが下手」と思いながらやることになると思います。
小学生や中学生でもそういう気持ちでやることができれば、さらにサッカーコーチとして成長していくと思います。
逆にサッカーが上手い子どもの共通点についてまとめたのがこちら
子どもが下手なのはコーチの責任
よく「なんでこんなこともできないんだよ!」と怒るコーチがいますが、それはあなたの責任です。
子どもは悪くありません。
あなたの指導が悪いから子どもが上達しないのです。
もちろん子供自身の問題、親の問題なども関係していますが、サッカーの技術戦術要素における問題はコーチの問題です。
【まとめ】キッズを観ればサッカーコーチとしてかなり勉強になる話
まず僕自身がキッズを実際に観て成長した、勉強できた点はこちら
・楽しい練習メニューを作成できるようになった
・選手の気持ちが上向きになるような声掛けができるようになった
・練習の流れ、雰囲気を良くできるようになった
・下手な子を上達させることがコーチの役割だと再認識
そしてこちらがキッズの特徴
・キッズは楽しいことしかやらない
・キッズは気分が悪いとやらない
・キッズは練習の流れが切れるとやめる
・キッズはそもそもサッカーが下手
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