サッカー「守備の優先順位」を誰でも理解できるように解説

2020年6月9日

悩める男性

・守備の優先順位ってなに?

・どうやって守備すればいいかわからない...

・子どもにどういう指導をすればいいかわからない...

 

今回は上記の疑問を解決していきます。

 

サッカーの試合を見ていると「守備の優先順位の1番はインターセプトだ!」という風なことを聞いたことがあると思います。

 

僕も小学生のころ初めて聞いたとき訳がわかりませんでした。(笑)

 

一体それってどういうことなのか?またどうすればうまく守備ができるのか?といったことを紹介していきます。

 

この記事を読めば守備の優先順位とは何か、を理解できてよりサッカー観戦が楽しくなります。

 

もちろんコーチの方も指導の参考にしてもらえたらと思います。

 

それでは解説していきます。

 

ちなみにこの記事を書いている僕の簡単なプロフィールはこちら

 

本記事の信頼性

・プロサッカーコーチ

・サッカースクール経営

20年間サッカーと共に生きているのでそこそこ詳しいですm(__)m

 

目次

サッカーにおける守備の優先順位とは?

 

それは以下のものになります。

 

守備の優先順位

  1. インターセプト
  2. ファーストタッチを奪う
  3. 前を向かせない
  4. 遅らせる

 

間違ってはいけないのが、これは個人がマークをしている相手に行う個人戦術になります。(上図参考)

 

決してチーム戦術ではありません。

 

あくまで個人が行う技術、優先順位という認識を持っておいてください。

 

チーム戦術とはチームが考えるべきもの

 

逆にチーム戦術とはチームがどういう方向性で守備を行うのか?といったことです。

 

例えば「このエリアでは奪う」「このエリアでは前進させないこと」みたいな感じ

 

そのチーム戦術に沿ったうえで、必ずマークを行っていますがその際に「守備の優先順位を考えてプレーする」ということです。

 

サッカー「強固な守備戦術」に必須な3つの目的と6つのポイントこちらの記事ではチームで守備をする際のポイントなどを紹介しているので、合わせてどうぞ

 

守備の優先順位を徹底解説

 

再度紹介しますが守備の優先順位は以下の4つの順番が付けられています。

 

守備の優先順位

  1. インターセプト
  2. ファーストタッチを奪う
  3. 前を向かせない
  4. 遅らせる

 

上から順に優先順位が高く、最も狙わなけれないけないプレーになります。

 

それぞれプレーのポイントと合わせて解説していきます。

 

優先順位①インターセプト

 

インターセプトとは相手のパスを相手が触る前に奪うことを言います。

 

なぜこのプレーが1番優先順位が高いかというと、攻撃に移りやすいといったメリットがあるからです。

 

つまり1番カウンターを行いやすいといったことです。

 

サッカーにおけるインターセプト「誰でも理解できるように解説」こちらの記事でインターセプトの方法とメリットを解説しています。

 

優先順位②ファーストタッチを奪う

 

 

インターセプトが難しいなら相手の最初のタッチをした瞬間に奪う狙いを持つ必要があります。

 

これもカウンターを行いやすいからですね。

 

ここで理解した方もいると思いますが、守備で大事なのが「ボールを奪うこと」になりますね。

 

そしてこの①②はボールを奪うことをまずは狙いましょうということです。

 

優先順位③前を向かせない

 

ファーストタッチで奪えないなら前を向かせないまたは前に進ませない狙いを持つ必要があります。

 

守備で大事なことである「前進させない」ためですね。

 

③④は特にここを意識しています。

 

優先順位④遅らせる

 

もし前を向かれてしまったら相手の攻撃を遅らせることが大事です。

 

守備で大事なことである「前進させない&ゴールを守る」ためですね。

 

攻撃を遅らせることで仲間が戻ってくる時間を稼ぐといった意味もあります。

 

なぜ守備の優先順位はこの順番なのか?

 

少し紹介しましたが守備においては以下の3つが大事になります。

 

守備の目的

  1. ボールを奪う
  2. 前進させない
  3. ゴールを守る

 

そしてなぜインターセプトやファーストタッチで奪うという優先順位が高いのかというと「奪う=守る」だからですね。

 

相手のボールを奪うことができれば自分たちのゴールを守れます。

 

つまりボールを奪うことで、前進させない&ゴールを守ることも同時にできるということです。

 

優先順位はどんな状況でも不変的

 

この優先順位は相手コートにボールがあるときも、自陣ゴール前にボールがあるときも変わらないものです。

 

ただ自陣ゴール前でインターセプトを狙いすぎるがあまり、自分の背後を空けてしまうということは避けなくてはいけません。

 

若干の意識に違いはありますが、どんな状況においても一人一人が守備をする際の目安、狙いとして考えておくべきものです。

 

守備の優先順位を理解していないとどうなる?

 

上記でも紹介しましたが、この守備の優先順位とは一人一人がどのように守備をするのかの目安、狙いになります。

 

そのためこれを理解していないと「何を狙えばいいのか?」「何から狙えばいいのか」ということがわからないので、判断が曖昧になります。

 

例えば人生において家族を1番優先順位が高いという方がいたときに「仕事か家族かどっちをとろうか?」と悩んだら迷わず家族を選びますね。

 

それと同じで優先順位を決めることで判断が明確になりプレーを行いやすくなります。

 

柔軟な判断を下せる選手がいい選手

 

ただこれはあくまで優先順位です。

 

①にインターセプトがあるからと言ってインターセプトのみ狙わせるのは良くありません。

 

インターセプトを狙うが、無理ならファーストタッチを狙う、それが無理なら前を向かせないというように状況に合わせて狙いを変える必要があります。

 

このように柔軟に判断をしていける選手が良い選手なのです。

 

また自信をつけたい、子どもにあったアドバイスが欲しいと言う方には僕の個別対応のパーソナルコーチをおすすめします。

 

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関西在住の方であれば個人レッスンも承っておりますので、こちらも参考にどうぞ。

 

サッカーにおける守備の優先順位「まとめ」

 

サッカーにおける守備の優先順位とは「マークを行っている選手が次に行うべきものであり個人で行う個人戦術」です。

 

そして以下の順番があります。

 

守備の優先順位

  1. インターセプト
  2. ファーストタッチを奪う
  3. 前を向かせない
  4. 遅らせる

 

なぜ守備の優先順位を意識しないといけないかというと守備の目的は以下の3つだからです。

 

守備の目的

  1. ボールを奪う
  2. 前進させない
  3. ゴールを守る

 

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