サッカーのポジション「センターバック11の役割を画像付きで解説」

2020年5月5日

 

悩める男性

・センターバックってどこにいる人?

・センターバックってどういう役割があるの?

・どういう動きをすればいいの?

・もっと活躍できるようになりたい...

・なぜセンターバックはこんな動きをするの?

 

今回は上記の悩みを解決していきます。

 

本記事の内容

・センターバックとは

・センターバックの様々なタイプ

・センターバックの攻撃における6つの役割

・センターバックの守備における5つの役割

 

センターバックっていうと僕の小さいころはでかくて、強くて、早くてみたいなガチムチがいくようなポジションでした(笑)

 

しかし最近では攻撃の中心にもならないといけないことから、テクニックが必要になりました。

 

時代の変化とともにセンターバックの役割は多岐に渡るようになりました。

 

そのためこの記事を読めばセンターバックとしてやるべき役割を知ることができて、選手としてもコーチとして成長できますよ。

 

またサッカー観戦好きの方も読んでいただくと、また新しい見方ができて参考になると思います。

 

それではいきます。

 

この記事を書いている僕の簡単なプロフィールはこちら

 

本記事の信頼性

・プロサッカーコーチ9年目

・サッカースクール経営

・B級ライセンス所持

今まで1500人以上を指導してきたので、そこそこサッカーは詳しいと思います。

 

動画でも解説しているので合わせてどうぞ

 

 

目次

サッカーのセンターバックとは中央の守備的な選手

 

センターバックは守備的役割を主にするため、フィールドプレーヤーの中では1番後方にいる選手となります。

(GKを除く)

 

つまりセンターバックの選手が突破されると大ピンチになることから、守備の要として挙げられるポジションになります。

 

システム(フォーメーション)によってセンターバックは2人~3人になる

 

基本的にセンターバックの選手は2人いることが多いです。

 

こちらのように4バックと呼ばれるシステムの場合は基本的に2人がセンターバックと呼ばれます。

 

 

しかしシステムが変わり3-4-3などになった場合はセンターバックは3人にりますね。

(チームのよっては1枚のところも稀にある)

 

 

 

 

サイドバックとかはけっこうややこしかったりするんですが、センターバックは比較的わかりやすいですね。

 

センターバックにもいろいろなタイプがある

 

一言でセンターバックと言ってもいろいろなタイプが存在します。

 

足が速くて体が大きいような選手もいれば、テクニックに優れている選手がいるように選手の特徴に合わせていろいろな呼ばれ方がしたりします。

 

サイドバックのタイプ

・司令塔タイプ

・守備タイプ

・バランスタイプ

・リーダータイプ

 

大きくこんな感じですね。

 

簡単に代表的な選手と合わせて紹介します。

 

メモ

これは個人の主観によるタイプ分けなので、もしかしたら異論があるかもしれないですがご了承くださいねm(__)m

 

センターバック①司令塔タイプ

 

ピッチ後方から攻撃を支えるような選手ですね。

 

バルセロナやマンチェスターシティのようなボールをできるだけ奪われたくないチームにおいてかなり重要な選手になります。

 

代表的な選手は以下

 

  • ピケ(スペイン代表・バルセロナ)
  • ストーンズ(イングランド代表・マンチェスターシティ)
  • フンメルス(元ドイツ代表・ドルトムント)
  • 富安健洋(日本代表・ボローニャ)

 

10年前まではあまりいなかったタイプですが、近年各ポジションの役割が高度になっていることから様々な選手が出てきました。

 

観戦していてもセンターバックなのにボランチくらいうまいやん!と思うこと多々ありますよね。

 

センターバック②守備タイプ

 

センターバックの1番の仕事は守ることです。

 

足元のテクニックには優れないかもしれないが、鉄壁の守備を形成するタイプですね。

 

代表的な選手は以下

 

  • ジョーゴメス(イングランド代表・リバプール)
  • ディエゴゴディン(ウルグアイ代表・インテル)

 

もちろんプロの選手なのでテクニックはありますが、比較的守備を主にするイメージの選手たちという感じです。

 

センターバック③バランスタイプ

 

 

守備も、攻撃も高いレベルにあり攻守において不可欠なタイプの選手です。

 

ビッククラブと呼ばれるクラブには必ずこのタイプのセンターバックがいますね。

 

  • セルヒオ・ラモス(スペイン代表・レアルマドリード)
  • ラポルテ(フランス代表・マンチェスターシティ)
  • ハリーマグワイア(イングランド代表・マンチェスターユナイテッド)
  • ファンダイク(オランダ代表・リバプール)

 

でかくて、早くて、強くて、うまいなんて反則ですよね...

 

センターバック④リーダータイプ

 

少し特殊な例ですが、チームを精神的に支えるタイプということです。

 

メンタルが大きく影響するサッカーにおいて、チームを鼓舞し続けるような選手ですね。

 

  • プジョル(元スペイン代表・バルセロナのレジェンド)
  • コンパニ(ベルギー代表・アンデレルヒト)
  • ジョン・テリー(元イングランド代表・チェルシーのレジェンド)
  • パオロマルディーニ(元イタリア代表・ミランのレジェンド)

 

もちろん守備や攻撃においてもチームに貢献しますが、この選手がいなかったらなんだか負けそう...

 

そう思える選手たちですね。

 

実際データを取ってみるとけっこう勝率が変わっているみたいです。

 

センターバックの役割を解説する前に知ってほしいこと

 

そもそもサッカーって何のためにポジションを決めるのかご存知でしょうか?

 

それはひとりひとりがやるべきことと責任を明確にするためです。

 

そのため各ポジションで一般的に必ずやらないといけない役割があります。

 

今回の記事ではセンターバックの選手が基本的に必ずやらないといけない役割になりますので、幅広い方の参考になると思います。

 

各ポジションすべてにおいてチームによって与えられる特殊な役割もある

 

またそれと違い、チームによって与えられる特別な役割も存在しています。

 

それはチームを最大限機能させるためであり、その選手の特徴を最大限生かすためでもあります。

 

例えば以下のようなシーンでバルセロナのレジェンドのプジョルはこんなプレーが多いです。

(現役選手じゃなくてすいませんm(__)m プジョルめちゃくちゃ好きなんです...)

 

 

プジョルはあまりテクニックあるタイプではないので、できるだけ近くにいる上手い選手に早くパスをする傾向がありました。

 

しかしマンチェスターシティのラポルテはこんなプレーが多いです。

 

 

左利きで長短のパスの精度が高いので、どんどん縦パスやサイドチェンジのパスを入れていきます。

 

つまりチームによって与えられる役割は、チームによって異なります。

 

また自信をつけたい、子どもにあったアドバイスが欲しいと言う方には僕の個別対応のパーソナルコーチをおすすめします。

 

試合分析、コーチングを通じて「夢を現実にする」パーソナルコーチングをやっておりますので、気になる方はご相談ください。

 

関西在住の方であれば個人レッスンも承っておりますので、こちらも参考にどうぞ。

 

以下からは一般的に考えられているセンターバックとしての役割について解説していきます。

 

メモ

このプジョルとラポルテの動きはあくまで一例です。

試合によっては違う役割をこなすことももちろんあります。

 

センターバックの攻撃における6つの役割

 

再度紹介しますが以下が攻撃の役割です。

 

攻撃の役割

  1. 攻撃の始まりの準備をする
  2. 前線の良い位置の選手から優先的に配給する
  3. ボールを循環させる
  4. ドリブルで前進する
  5. ロングボールの際はラインアップ
  6. リスク管理

 

簡単にそれぞれを説明します。

 

攻撃の役割①攻撃の始まりの準備をする

 

センターバックは攻撃の始まり、攻撃の最初の鍵を握る選手として準備をする必要があります。

 

フィールドプレーヤーの中では1番ゴールに近く、頻繁にボールを触る機会があるからになります。

 

 

攻撃の役割②前線の良い位置にいる選手から優先して配給する

 

センターバックは前線の良い位置にいる選手から順番に見て、配給を行う必要があります。

 

それは安全な場所にパスばかりしていてはチャンスにならないからです。

 

 

攻撃の役割③ボールを循環させる

 

センターバックは無理に前進ばかり試みるのではなく、スペースがないならボールを循環させる必要があります。

 

スペースがあるエリアの方が前進しやすい、またボールを動かすことで相手を動かすことができるからですね。

 

 

攻撃の役割④ドリブルで前進する

 

センターバックはパスでの前進が困難で、自分がフリーな場合は相手を食いつかせるためにドリブルで前進する必要があります。

 

数的優位を作ること、またゴールに近づいてくるとボールホルダーにプレスを行うという守備の原則を突くためです。

 

 

攻撃の役割⑤ロングボールの際はラインアップ

 

センターバックはロングボールを行う際は、それに合わせてラインアップする必要があります。

 

それはマイボールにするためであり、各ライン間の縦距離を縮めるためですね。

 

 

攻撃の役割⑥リスク管理

 

センターバックはチームが攻めているときに奪われた瞬間のことを考えておく必要があります。

 

それはカウンターを防ぐため、あとは2次攻撃、3次攻撃につなげるためです。

 

 

センターバックの守備における5つの役割

 

再度守備の役割を紹介します。

 

守備の役割

  1. FWに背後を取られない
  2. DFラインとGKのカバー
  3. クロスの対応
  4. ラインを整える
  5. こぼれ球

 

ひとつずつ説明していきます。

 

守備の役割①FWに背後を取られない

 

センターバックはFWの選手に背後を取られてはいけません。

 

もちろんそれは背後を取られるとGKと1vs1の状態を作られることがあり大ピンチになるからです。

 

 

守備の役割②DFラインとGKのカバー

 

センターバックはDFラインとGKが自分のポジションから出ていったときに、そのカバーをする必要があります。

 

中央にいるので、カバーリングをする機会が特に多いことと、ボールサイドにパワー(人数)をかけるためです。

 

 

守備の役割③クロスの対応

 

センターバックはクロスを上げられる際に相手FWをしっかりとマークをしてクロスに備えることが必要です。

 

それはクロスは試合の中で頻繁に起こることと、あとはペナルティエリア内では人へのマークが特に有効だからです。

 

 

守備の役割④ラインの整える

 

センターバックはボールの位置によってDFラインの位置を適宜そろえる必要があります。

 

それはオフサイドを活用することと、ボールの対してのプレッシングを効果的に行う、各ライン間の縦距離を縮めるためです。

 

 

守備の役割⑤こぼれ球

 

センターバックは相手シュートに対してこぼれ球に反応する必要があります。

 

相手にこぼれ球を拾われないためですね。

 

 

センターバックの役割【まとめ】

 

 

以上がセンターバックの役割でした。

 

センターバックは守備だけしとけばいいんじゃないの?って時代はとうの昔に終わりました。

 

何度も言いますが守備者として守ることと同時に攻撃の中心にもならなければいけません。

 

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