サッカー最強フォーメーションはこれ一択【攻撃編】

2020年5月13日

悩める男性

サッカーの試合を見ていていろいろなフォーメーションがあるけど、最強ってあるの?あるなら最強フォーメーションを知りたい!

 

今日はこんな疑問を解決していきます。

 

サッカーのフォーメーションって4-4-2とか4-3-3、3-4-3とかいろいろあってどうもわかりにくいですよね...

 

しかも強いチームでも4-3-3を使っているところもあれば、3-4-3を使っているところもあるし...

 

そんな方のために今回は僕が最強フォーメーションを紹介します。

 

記事の信頼性

・プロサッカーコーチ9年目

・サッカースクール経営

・プレー経験を合わせると20年以上サッカーと生きています。

つまりプレーヤーとコーチ両方の側面から解説することができます。

 

実際にサッカーのプレーヤーとしての経験とコーチとしての経験を交えた意見なので信頼性は保証できます。

 

そして結論は出たのですが、どうしても攻撃と守備とで最強フォーメーションが変わってしまいました。

 

そのため、今回は攻撃編として解説していきます。

 

守備編はこちら

目次

サッカー最強フォーメーションはこれ一択【守備編】

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そもそもサッカーのフォーメーションとシステムは異なるもの

 

フォーメーションという言葉と似たような言葉として「システム」という言葉を聞いたことがあると思います。

 

実はこの2つは似ているようで、性質が異なるものなのです!

 

フォーメーション

チーム全体を活かすための基本的な陣形

→つまりテレビの解説者が1番初めに紹介するもの

 

システム

フォーメーションを軸にして攻撃時や守備時に流動的に変化する形

→つまり試合の中で変化するもの

 

解説者がたまに「このチームは攻撃は4-3-3で守備は4-4-2ですね~」とか言っているのはシステムだということです。

 

まぁでも単にサッカー観戦する際は特別気にしなくていい言葉の違いですね。

 

指導者の方はしっかりと理解しておくべきですが。

 

フォーメーションとは基本陣形

 

こちらサッカーの試合の前によく見るフォーメーションの図だと思います。

 

黄色が4-4-2、赤色が4-2-3-1ですね。

 

システムとは変化する形

 

こちらは黄色がボールを保持した時の図です。

 

黄色の⑨⑧が中央に入ることで4-2-2-2になっていることがわかると思います。

 

そして赤色⑩が前に上がることで4-4-2になっていますね。

 

システムとはこのように基本フォーメーションから動いた形ということです。

 

メモ

もちろん基本フォーメーションから動かない場合もあります。

そして今回はフォーメーションとシステムを分けるとややこしいので、フォーメーションという言葉に統一します。

 

サッカー最強フォーメーションは4-3-3(攻撃編)

 

今まで20年以上サッカーに関わってきて、攻撃においての最強フォーメーションは4-3-3だという結論がでました。

 

なぜ4-3-3が攻撃において最強フォーメーションなのかというと、それは以下の攻撃のポイントをすべて満たしているからです。

 

攻撃のポイント

  1. 相手の間を通すパスを入れる
  2. 相手のラインを超えるパスを入れる
  3. ボールを循環させる
  4. サイドと中央両方から攻撃をする
  5. 流動的にシステム変更を行える
  6. カウンターの対応をする

 

上記のポイントを詳しく解説しているのが下記になりますので、まずはこちらからご覧いただけるとよりわかりやすいと思います。

(現在作成中m(__)m)

 

それでは実際に画像を用いて、4-3-3が以上のポイントを満たしている理由を解説します。

 

また満たしにくいフォーメーションとも比較して紹介します。

 

メモ

正直、どんな選手がいるのか、またどういうスタイルのサッカーをするのか、また相手のフォーメーションとの相性で最強フォーメーションは変わります。

とはいえどのチームでもある程度の強さは保証されているフォーメーションはあると思うのでそれについて個人的な意見をお伝えします。

 

4-3-3は相手の間を通すパスを入れやすい

 

4-3-3は相手の間に立ちやすいフォーメーションなので、相手の間を通すパスを入れやすいと言えます。

 

しかもそれをフリーの状態で受けやすいフォーメーションですね。

 

 

逆に4-4-2の場合は相手の間を通すパスは入れにくいと言えます。

 

もちろん相手のフォーメーションとの相性もありますが。

 

 

4-3-3は相手のラインを超えるパスを入れやすい

 

4-3-3は相手のラインを超えるパスを入れやすいですね。

 

間を通すパスがいれやすいからこそ、それを警戒し選手間の距離を縮められた結果、超えるパスを入れやすいのです。

 

 

4-3-3はボールを循環させやすい

 

4-3-3は前進が難しい場合にボールを循環させやすいフォーメーションとも言えます。

 

攻撃時にお互いの距離感が遠すぎず、近すぎず、また斜めのパスラインが多いからですね。

 

 

逆に4-4-2の場合は横一列に並びがちになるので、パスラインが被ってしまうことが多いです。

 

 

4-3-3はサイドと中央両方から攻撃しやすい

 

4-3-3そもそも中央に人が多いフォーメーションであり、インサイドハーフがサイドに関わることでサイド攻撃も有効にできるフォーメーションですね。

 

 

3-5-2などは中央に人が多いので、中央に人は関わりやすいですがサイドで孤立する場合があります。

 

 

4-3-3はシステム変更を行いやすい

 

4-3-3は相手のフォーメーションによって、自分たちのフォーメーションを変化させやすい、またほぼ全員が関わることができるため相手は戸惑いやすいです。

 

 

4-4-2でも変化はできますが、関わる人数が少ないため相手は戸惑いにくいといったことがあります。

 

もちろんそれは誰がどこに動くのかでも変わりますし、関わる人数が多いということは全員に共通理解が必要でより難易度は高くなりますが。

 

 

4-3-3はリスク管理を行いやすい

 

4-3-3はセンターバックが2人、ボランチが1人、サイドバックが1人ほぼ必ず後ろに待機できるためリスク管理を行いやすいですね。

 

そして相手の前線に残っている枚数が1枚ならサイドバックは攻撃参加するなど柔軟に対応しやすいです。

 

攻撃とはいえ、カウンターへの対策をすることで失点の危険性が減少し、また攻撃を連続的に行えるといったメリットがあります。

 

 

4-4-2の場合は相手の枚数に応じて、誰が攻撃参加をして誰が後ろに残るのかがわかりにくかったりします。

 

 

攻撃のポイントを全て満たしている4-3-3は最強フォーメーション

 

上記のポイントをバランスよく抑えている4-3-3こそ攻撃においての最強フォーメーションだという結論です。

 

例えば3-5-2でいうと中央突破には特化しているが、サイド攻撃が手薄になったり、4-2-3-1はシステム変更を行いにくかったりします。

 

もちろん4-3-3でも疲労や、選手の個性、特徴、能力によってもこれらを満たせるかどうかは大きく変わります。

 

しかし理論的に攻撃のポイントをバランスよく満たすことができるのが4-3-3ということです。

 

4-3-3の長所と短所

 

そんな攻撃のポイントをバランスよく満たしている4-3-3の長所と短所はこちらですね。

 

4-3-3の長所

  1. それぞれの選手との距離感が良い
  2. 斜めのパスラインができるためポゼッションを行いやすい
  3. 中央でもサイドでも数的優位を作りやすい
  4. リスク管理を行いやすい

 

4-3-3の短所

  1. 3ボランチの運動量がかなり必要
  2. サイドで数的不利を作られやすい
  3. 強いセンターバックがいないとクロスから簡単に失点する
  4. 3トップの能力が低い場合そもそも意味ない

 

4-3-3は守備において少し難易度が高い

 

4-3-3は攻撃的なポジションなので、守備の際の難易度が結構高いフォーメーションです。

 

その1つにボランチの運動量がかなり必要ということが挙げられます。

 

 

 

このような4-3-3の特徴をさらに詳しく解説した記事が下記になりますので、参考にどうぞ

 

サッカー4-3-3フォーメーションの特徴と相性をプロコーチが解説

続きを見る

 

4-3-3はボランチに負担がかかりやすい

 

上記にも上げたようにボランチに負荷がかなりかかります。

 

攻撃ではボールを循環させたり、守備ではカバーリングを行ったりと役割が多岐に渡ります。

 

下記記事にてボランチ含めすべてのポジションの役割を完全解説していますので、こちらも参考にどうぞ

 

サッカーの全ポジションの役割はこの1記事で理解できる「まとめ」

続きを見る

 

サッカー最強フォーメーション【攻撃編】まとめ

 

以上、サッカー最強フォーメーションの守備編でした。

 

4-3-3という結論でしたが攻撃のポイントをバランスよく抑えているからという理由からです。

 

以下再度攻撃のポイント紹介します。

 

攻撃のポイント

  1. 相手の間を通すパスを入れる
  2. 相手のラインを超えるパスを入れる
  3. ボールを循環させる
  4. サイドと中央両方から攻撃をする
  5. 流動的にシステム変更を行える
  6. カウンターの対応をする

 

しかし守備においてはボランチの運動量がかなり必要だったりするのでシステム変更を行うことだったりで、何かしらの工夫が必要ですね。

 

以上となります。

 

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