子供がサッカーを上達するためには、親としてどういう関わり方をすることがいいんだろう...
できるだけ上手くなって欲しいけど…
今回の記事ではこんな悩みを解決していきます。
本記事の内容
・なぜ親の関わり方が大事なのか
・どのように関わることがいいのか
サッカーに限らずスポーツでは「親の関わり方」が子どもの成長に大きく影響します。
僕は今まで1000人以上の子どもを指導してきましたが、「親が工夫すればもっと上達するのに」と思う子供がたくさんいました。
子供のサッカー人生をより楽しいものにしたい、子供のサッカー人生を壊したくない方は必ず見てください。
ちなみにこの記事を書いている僕の簡単なプロフィールはこちら
自己紹介
- プロサッカーコーチ9年目
- サッカースクール経営
- 20年以上、サッカーと共に生きていますm(_ _)m
- YouTubeチャンネル登録3万人
- サッカーのみちしるべ
それではどうぞ
目次
なぜ少年サッカーに親の関わり方が大事なのか
以下の3つが親の関わり方が大事な理由です。
これはぜひ覚えておいていただきたいです。
-
サッカーには自立が必要不可欠
-
親が子どもの1番のサポーターだから
- 親の言葉がメンタルに影響するから
サッカーに限らずスポーツ全般に言えることだとも思います。
チームに入っているから、スクールに通っているから。
そうやってコーチの責任だけにせずに、親も一緒になって協力してもらえると我々コーチはすごく嬉しいです。
サッカーには自立が必要不可欠
なぜ親の関わり方が大事なのか。それはサッカーの成長には子供の自立が必要不可欠だからです。
サッカーとは自由度の高いスポーツで目まぐるしく攻守が入れ替わります。
パスを選択して方がいいこともあれば、シュートを選択したほうがいいこともある。
これらの選択肢を自分で見つけて、最善なプレーを自分の判断で決断していくようになることがサッカーが上達していくということです。
ピッチの中で自立するためにはピッチ外(私生活)で自立しないことには始まりません。
もちろん低学年などに完全に自立することは求められませんが、それに近いものは必要です。
それともう一つ親の関わり方が大事な理由があります。
親が子供の一番のサポーターだから
なぜ親の関わり方が大事なのか。それは親が子供の1番のサポーターだからです。
例えばサッカーチームはホームスタジアムの勝率が高いですが、それは応援の量が影響しています。
それと同じで1番近くにいるサポーターである親が子どもの批判的なことばかり言うと、子どもは頑張る気持ちがなくなります。
もちろんネガティブなことを全く言うなとは言いませんが、ネガティブなことを言いすぎると最悪子供はサッカーを辞めます
だから一番のサポーターである親が子供に適切に応援してあげましょう。
でも結局サッカーだから子供がうまくなっていないのは、コーチの責任じゃないの?
こんな疑問があると思います。
親の言葉が子どものメンタルに影響するから
もし以下の言葉を使っている場合今すぐ辞めてください。
- 昨日の反省会をしよう。
- だからダメなんだよ。
- なんでシュート打たないの?
などなど。
これらは子どものメンタルに大きく悪影響を及ぼします。
考えてみて欲しいのですが、自分の親と反省会をするのってあなたならどう思いますか?
僕なら絶対に嫌ですよ。笑
詳しいことは後述しますが、とにかく親の言葉が子どものメンタルに影響を及ぼします。
親じゃなくてコーチの責任でしょ?
もちろんそうです。
そうですが親の関わり方も子供に多大なる影響を及ぼしているということを理解していただきたいです。
僕は今まで1000人以上子供を指導してきたときに必ず親に言うことがあります。
それは子供、クラブ(コーチ)、保護者の方の三位一体となって頑張りましょうということです。
僕たちサッカーコーチが子供が上達していないのを全て保護者の責任にすることは無いです。
逆に保護者の方がサッカーが上達していないのを全てコーチの責任にすることも違うと思います。
子供、クラブ(コーチ)、保護者の三者が全て頑張った時に子供は成長するのです。
サッカーが上手い子供の親の3つの共通点とは?
3つの共通点
-
子どもに共感する
-
結果でなく努力を褒める
- 私生活で自立を促す
結論、この3つが共通点であり大事なことです!
この3つを意識するだけで子どもがグンっと上達します。
親の共通点①子供に共感する
子供がサッカーの話をしてきたときに否定せずにまずは共感してあげましょう。
子供が上達する親は「うんうん、そうだね、次はもっと頑張ってみたら?」このように子供とサッカーの話をすることが多いです。
子供が上達しない親は「全然頑張っていないじゃない、もっと頑張りなさい」と否定してしまいます。
子供が否定されると正直やる気がどんどん無くなっていきます。
だからもし子供が失敗ばかりしていたり、全然試合でも走る姿を見れなくても否定をするのはやめましょう。
僕たち大人でもやる気が出ないときや、仕事がうまくいかないこともあってそういうときは友人と飲みにいって話を聞いてもらいますよね?
そんな時に否定されると嫌になりませんか?
それと一緒です。
親の共通点②結果でなく努力を褒める
努力を褒めると、努力をするといいことがあるんだ!と感じて努力をすることが習慣づきます。
もし1点を取ったり相手のボールを何度も奪うことがあったら、「あの時シュート練習をしていたからだね、何度もあきらめずに相手を止めにいっていたからだね」というように努力を褒めてあげましょう。
努力が習慣づくともちろんサッカーが上達する可能性も高くなります。
子供が上達しない親は結果を褒めます。
それでは結果のみが評価されてしまい結果がでなくなった途端にやる気がなくなります。
何事もそうですが、簡単に上達することはありませんし失敗することなんてこの先たくさんあります。
そんなときに踏ん張って努力できる子供に育てるためにも、努力を褒めてあげましょう。
メモ
結果を褒めていけないわけではありません。割合として努力を褒めた方が後々頑張る子に育つ可能性が高いということです。
親の共通点③私生活で自立を促す
サッカーは自分で選択肢を見つけ出し、自分で判断し、自分で決断しなければいけないスポーツです。
だから自立をしていないと、うまくいかないことが多いです。
つまり私生活で自立していることが、サッカーの自立にもつながるということです。
足し算ができないのに、その応用の掛け算をすることは難しいですよね?
足し算ができるから掛け算の構造がわかるわけですよね。
それと一緒でカオスな複雑なスポーツと言われるサッカーにおいては、私生活での自立が必要不可欠なのです。
この自立ということは親がすることの中でも特に重要なのでもう少し深堀していきます。
親がほとんどの時間で子どもと一緒にいる
家では親が子供の私生活という面で責任を持つ必要があると思います。
というのもほとんどの時間で親が子どもと一緒にいるからです。
例えば僕のチームでは忘れ物をした際に親が持ってこないでくださいと言っています。
水筒を忘れる→親が届ける→また水筒を忘れる
水筒を忘れる→忘れたままにする→次忘れないように気を付ける
このようにして子どもは成長していきます。
水筒を忘れたからと言って死ぬわけではありません。友達から少しづつ分けてもらうなど解決策は多々あります。
だから親が自立するために促しましょう。
コーチが関われるのはサッカーの時だけ
サッカーの練習のときだけしかコーチは子供に関われません。
時間にすると週3回の練習だとして、1回2時間、合計6時間だけです。
168時間ある中の6時間だけです。
この時間で私生活の自立をサッカーコーチに求めるには無理がありますね。
だからこそ子供の成長を三位一体となって頑張りましょうということです。
子どもの上達を導ける親になるために
おそらく、家でサッカーのダメ出しなどをしてしまうご家庭も多いと思います。
それも当然で、我が子に頑張って欲しいですよね。
それは保護者の方が当たり前に感じることだと思います。
しかし、もし何かそういうサポートをしたいのであれば成長に導く方法を学ぶべきです。
ちなみに僕は子どもを成長させるために200万円以上かけてコーチングスクールに通っています。
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ただ何を学べばいいのかわからない、どういう風に学べばいいのかわからない、という方が多いと思います。
僕も初めはそうでした。
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ちなみに今では5,000人以上の方が登録されています。
サッカーが上手い子供の親の共通点「まとめ」
最後にまとめます。
3つの共通点
-
子どもに共感する
-
結果でなく努力を褒める
-
私生活で自立を促す
家であれこれ言ってしまう気持ちはわかりますが、そこをグッと堪えてもらえれば少しずつお子さんが上手くなっていくのではないでしょうか?
また無料相談も承っておりますので、みちしるべ公式LINEからお気軽にどうぞ。
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